【絵画教室ブログ】教室にある石膏像をご紹介!
こんにちは。
アート俱楽部カルチェ・ラタン運営事務局です。
本日は、教室にある石膏像についてご紹介をしたいと思います。
◎なぜデッサンで石膏像を使うの?
石膏像のデッサンは、絵を描くための基本を身につける大切な練習です。
白い石膏像は光と影が分かりやすく、形の捉え方や陰影のつけ方を正確に学ぶことができます。
また、像は動かないので時間をかけてじっくりと観察することができ、観察力と描写力の向上につながります。
当教室では、モチーフを自由に利用することができますので授業ではもちろん自習をご利用の際にもご使用いただけます。
それでは、石膏像のご紹介です。
※AIからの情報を一部引用しております。
1.ブルータス(胸像)
ブルータスは、古代ローマの政治家マルクス ユニウス ブルートゥスをモデルにした胸像です。
1539 年から 1540 年頃にミケランジェロによって彫刻されました。
鋭いまなざしと力強い骨格が特徴で重厚な雰囲気を持つこの像は、美術大学や予備校でデッサンの定番モチーフとして広く使われています。
顔の凹凸がはっきりしている為、形や光を丁寧に観察するデッサン練習に最適なモチーフです。
2.ラボルト(首像)別名パルテノン首像
ラボルトは、数少ないオリジナルのパルテノン神殿の破風彫刻の一部で、古代ギリシャのパルテノン神殿にあった彫刻(虹の神イリスの像)に由来します。落ち着いた表情と柔らかい面のつながりが特徴で、微妙な光の変化や顔のリズムを観察するのに向いています。
3.ヘルメス(胸像)
ヘルメスは、オリンポス12神の富と幸運の神とされ左手に幼児ディオニュソスを抱き右手で葡萄の房を持ってあやしているといわれています。 左肩の小さな手は、抱いている幼いディオニソスのものです。
整った顔立ちが魅力の像で、芸術作品の歴史的背景に加え動きの表現の豊かさ、光と影が際立つ美しい質感により人気の像です。
4.トルソー(女子人体・胴体)
トルソーとは、頭や手足のない人体の胴体像のことです。
筋肉の流れや骨格を観察できるため、人体の立体構造を理解するのにとても重要なモチーフです。
5.マルス(首像)
ローマ神話の軍神マルス(ギリシャ神話のアレス)をモデルにした首像です。
古代ギリシャの彫刻がローマ時代にコピーされ、そのうちの一つが「マルス」の石膏像の元となったと考えられています。
首やあごの周りの立体感が明確で、量感をしっかりととらえる練習に向いています。
6.ヴィーナス(胸像)
美と愛の女神ヴィーナスをモデルにした胸像です。優雅で穏やかな表情や柔らかさを感じるラインが特徴です。
女性像ならではの優しい陰影や曲線の美しさを学べる人気のモチーフです。
7.ドクロ(頭蓋骨)
骨格の基礎を学ぶために欠かせないモチーフです。
目のくぼみ、頬骨、顎の形など、人の頭部の構造を理解できます。
さまざまな角度から描くことで、より一層人物画の練習ができるかと思います。
「この石膏像を描いてみたい!」と思うものや気になる石膏像がありましたら、
ぜひ当館でデッサンに挑戦してみてください。
スタッフ一同、お待ちしております。
※体験・見学は予約制です。
お問い合わせはお気軽にご連絡ください。
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