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山下孝治先生(日本画)

日本画作家、山下孝治先生の作品をご紹介させて頂きます。

「宮沢賢治の作品に込められた想いとは。 賢治の描いた世界観はどういうものであったか。」

「宮沢賢治の作品を読むと、賢治の自然に対する想いは只々純粋で、親しみを込めて接していたことが良くわかります。

しかしそれは、賢治の思想に基づく特有の描写で表現されており、独特かつ難解ともいえる世界観が生まれています。

現代に生きる私には、その世界観をどのように表現する事が出来るのか。

一つ一つ考えながら描いて行く。 そこに何とも言えない楽しみを感じています。」

宮沢賢治作 虹の絵の具皿より
「オウゴンノハラ」

王子と大臣の息子の小さな探検のお話です。

蜂雀に導かれて宝石の野原に迷い込みます。

王子と大臣の息子の森に迷い込みながらもワクワクした気持ちと、
未知のものへの高鳴る好奇心を表現しました。



宮沢賢治作 どんぐりと山猫より
「ネコノハンジ」

人の子供が山猫からどんぐり同士の争いについて、
仲裁のアドバイスを求められます。

かしこそうでどこか抜けている山猫判事の姿を描きました。

背景は全部どんぐりになっています。



宮沢賢治作 シグナルとシグナレスより
「シグナレス」

電車の操車場での同じシグナル(信号機)同士でありながら、
家柄の格式が違う事で気持ちのすれ違いが起きてしまいます。

擬人化した物語の中でシグナレスを僕なりに描いてみました。



宮沢賢治作 山男の四月より
「ヒルネ」

山男が騙されてしまうお話ですが、
物語では語られていない山男の普段の生活の一端を想像して描いてみました。

岩手山の麓の長閑な原っぱのイメージです。



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