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【絵画教室ブログ】こどもの「脳の発達」と「美術/ART」の関係 (追記)


こんにちは、火曜日担当の日本画講師の本地裕輔です。

アート倶楽部カルチェ・ラタンでは「子供の教室」も担当しています。

授業をする中で「美術」を学ぶことが子供会員さんの「脳」にどのような影響を与えているのかを実際に感じたことをまとめてみました。

写真上・子供会員さんは、18世紀印象派・ミレーの模写をしています。
模写は、作家がどのような思考で制作をしたかを「追体験・擬似体験」をすることができます。

美術はイメージを具現化するものなので「右脳を使う」のは皆様もご存じのとおりですが、
この「美術は右脳をフルに使う教育」ではないかと思います。



例えば、上の作品の生徒さんは小学生ですが「補色」を理解してこの作品を描きました。
カボチャのオレンジ色が鮮やかに見えるためにどの様な配色を使用かを講師と一緒に考えました。

何気なく描かれている様に見えて、「自分のイメージをどの方法を使えば一番人に伝わるか」を絵画を通して経験していきます



写真上・2枚は同じ小学校低学年の生徒さんです。
写真上のかぼちゃは「指」に絵の具をつけて描いています。
指で絵の具の「ねばりけ」「伸び方」を体でダイレクトに覚えた後で筆を使うことで、
写真下の「柿の塗り込み」やほおずきの「乾いた質感」を見事に再現することができました。

観察→考える→アウトプットが見事に成功した作品です。

色彩や形は、実際の絵の具や鉛筆を使いながら体をとおして学ぶことで、お子さんが繊細な感性を育んでいるように思えます。



写真上・小学校低学年の生徒さんです。
魚が飛び跳ねる場面を描いています。



もともとは、引き伸ばした絵の具を見て「何の形に見えるか」を想像して講師と相談しながら
「魚」の作品に仕上げました。
想像力と創造力の問われる作品作りでしたが、経験や知識をもとに一枚の作品を生み出すことができました。



写真上 小学3年生の生徒さんの水彩画です。
乾いた筆で描くことで
葉牡丹の質感に迫ることができました。

小学校ではさまざまなIT教育なども学ぶと思いますが、脳と手が一体となって具現化できる美術ができると、よりパソコンのツールを使いこなすとき
より一層、美術の知識が役にたつと思います。

ここで紹介した作品はわずかですが、アート倶楽部カルチェ・ラタン池下の絵画教室では、現在たくさんのお子様の会員様が芸術に触れて楽しく学びながら制作をしています!



こちらも小学3年生の生徒さんの作品です。
玉ねぎから生えたネギの微妙な歪みをうまく捉えています。
水分量も講師と一緒に調整することで、ねぎの水々しい色彩にせまれたと思います。
この子供会員さんは、メキメキ上達しており「自己肯定感」が初めの頃より上がったような印象さえ受けます。
何か一つのことの自信が「脳」の成長にとっていかに大切であるかを絵画指導を通して改めて実感しました。



子供教室についてのお問い合わせはお気軽にどうぞ。

お電話・メールにて随時受け付けております。

■■子ども絵画教室の開講日時■■

■ 火曜日
15:30~ 17:00・ 17:00~18:30  本地裕輔先生

■ 水曜日
15:30~ 17:00・ 17:00~18:30  安井彩子先生

■ 金曜日
15:30~ 17:00・ 17:00~18:30 鈴木博稀先生

■ 土曜日
9:30~ 11:00・ 11:00~12:30 安井彩子先生

■ 日曜日
9:30~ 11:00・ 11:00~12:30  鈴木博稀先生

☆小学生・中学生対象
☆授業は90分です。
☆鉛筆・色鉛筆・パステル・クレヨン・水彩絵の具などを使います。
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名古屋市池下の絵画教室 アート倶楽部カルチェ・ラタン  
(デッサン、水彩画、洋画、日本画、ボタニカルアート(植物画)  
名古屋市千種区池下町2-28, 052-751-8033  
絵画教室(洋画・日本画・水彩画・デッサン)、ギャラリーを備えた芸術複合施設  
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