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金曜日・日曜日 作品紹介

金曜日15:30〜18:30
日曜日 9:30〜12:30 講師の大村有香です。
6月からカルチェラタンの教室が再開して早1ヶ月が経とうとしております。
生徒の方々の制作にも再び熱が入り、表現豊かな数々の作品に出会う日々を過ごしております。








こちらは中学生D君の作品です。
炭酸水ペリエの瓶をモチーフにしました。私自身、静物着彩などで何度かペリエを描いたことがあります。
きれいなグリーンを表現しようとするあまり瓶の形態感が弱くなってしまうなど、さまざまな点に気をおいていかないと難しいモチーフだと思います。
視覚的は情報だけでなく、ボリューム感やそこに存在する実態感など、作者が「体感」したものを色や線を使って豊かに表現することができました。
グリーンの深みもさることながら、触れるとつるんとガラスの丸みも感じられる作品です。









こちらは小学校中学年の生徒さんが描きました。
ハチの大まかな形を下書きして、色鉛筆で細かい部分を描き込んでいくと、形の大きさや位置のずれなどに気づくことがあります。
気づきの感覚が鋭いほど修正するのに力を使いますが、この作者もまた、納得できるまで何度も形を見直していきました。
自分の表現と本物が違うことに気づくのに、時には辛いこともあるかもしれません。
しかし完成した作品には、確かに作者の努力の跡が魅力として画面に現れています。









この作品は小学校低学年の女の子が描きました。
パンダは動物園でも人気者でとても可愛らしい見た目をしていますが、絵に書いてみると実は描きどころ満載のモチーフです。
作品では黒い模様に負けないほど、白い毛の部分にもたくさんこだわりを持つことができました。
頭とお腹の毛色の違い、所々に見えるピンク色の毛の表現。写真に顔を寄せて細かいところまで観察できました。
目の周りの黒い毛に隠れた瞳の艶やかさも、子パンダのあどけない様子を引き立てています。








こちらは中学生の生徒さんが制作しました。
毛並みがフサフサしたぬいぐるみ(実物)を描きました。
このような柔らかい印象のモチーフは表面の色や質感に着目しやすいですが、この作品では光によって生まれる明暗をしっかり表現することにより、画面にリアリティが感じられます。
影の描き方も毛並みの印象を損なわないように丁寧に描くことができました。
モチーフ自体が持っている要素、その場その時の状況がつくる要素。この二つが組み合わさることで作品にさらなる深みを与えてくれます。









最後は小学校低学年の生徒さんの作品を紹介させていただきます。
アトリエに真っ白なマネキンの胸像を持ってきて、この材料をどうするのか質問してみると『色をつけるの』と答えが返ってきました。とてもワクワクしますね。
絵の具で肌色は朱色と白によってできるという説がありますが、実際混ぜてみるとピンクに近い色になってしまいました。自然な肌色に近づけるために少し黄緑を足してみたり茶色を加えてみたり試行錯誤しながら色作りしました。
髪型もマネキンにとても似合ってます!






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担当:大村有香





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