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人はいつからでも成長できる

 「以前のように、もう一度描きたい!」と思いつつ、忙しい日々に追われて入会を躊躇している人はいませんか? 現在、自習室(=オープンアトリエ)を上手に活用しているМさんもそんなひとりでした。迷っていた時期と、再開後の変化を聞いてみました。


―カルチェ・ラタン入会のきっかけは?
Мさん : 友達のひと言がきっかけです。美大在学中は、制作に打ちこみ充実していましたが、就職すると思ったより仕事が忙しくて、絵を描く事から完全に離れてしまいました。休日に美術館へ行かなくなったし、絵の具も破棄してしまったほどです。
 定年後も描かない日が続きながらも、「自分はこれでいいのかなぁ、このまま何も描かずに過ごしていくのかなぁ」という気持ちを抱いていました。そんな時、絵を描いている友達が「そろそろ描いてみたら?」と声を掛けてくれて。ちょうどその時、池下に新しい絵画教室が出来たという新聞記事を見つけて、まずは一歩踏み出してみようかな、と。


―再開後はいかがですか?
Мさん : まず、作風が変化しました。多くの人から「あなたの抽象画は・・・」と言われますが、自分の中では抽象画を描いているつもりはないんです。半具象と言えばいいのかな。分かりにくいかもしれませんが、ここには鳥、ここは人を描く、と自分の中で対象物は決めています。
 若い頃は具象画を描いていたし、他の生徒さんの作品を見ると、やっぱりデッサンや具象画っていいなと感じます。でも自分は、形を綺麗に捉えることにちょっと飽きちゃった。
 計画的ではなく絵の具を塗っているうちにイメージが膨らみ、偶然に面白い表現が生まれる、自分が納得するまで心象表現を追求する・・・言い換えると「色を使った造形遊び」でしょうか。それが今の自分には合っていると思います。


この日は額装を作っていました。「私にとっては額も作品の一部だから、買わずに自分で作ります」


「単に着色するだけでは面白くないから、モデリングペーストを使ってニュアンスを出しています」


―絵画の楽しいところは?
Мさん : (即答で)あまりないですね。思ったようには描けなくて、難しい。仕上がりを意識しすぎて、表現が委縮してしまうと怖い。タッチも弱くなるし、冒険できなくなります。でも、絵画って飽きない。ここの表現はどうしようか? 額装はどうするか? 展覧会の締め切りに間に合うか? など、若い頃のように悩みながら奮闘していますが、そういう作業は飽きることがありません。30年以上も描いてなかったのに、今は目標が出来て、生き甲斐にもなっています。


―絵画の他に趣味はありますか?
Мさん : ウオーキングかな。大きい作品は立って描くから、意外と体力を使うんですよね。オープンアトリエで5、6時間くらい制作した日は、帰宅後にぐったりしています(笑)。絵画って体力も大事だなと思って、意識的に歩くようにしています。地下鉄を利用して通っていますが、それも結構いい運動。


愛用の画材はアクリル。厚手の段ボールをパレット代わりにしています。


―オープンアトリエでの過ごし方はいかがですか。
Мさん : 広くて快適ですね。会員さんと作品を見せ合って話しますし、レッスン中に先生が熱心に指導する声も聞こえるので、美大の雰囲気を思い出します。
 また、自分より高齢の方が日々上達していく姿を見るのは、すごく楽しいし、心から尊敬します。「人間はいつからでも成長できる、学習できる、だから自分も!」と常に刺激を受けています。それも再開後の変化のひとつかな。


次はどんな絵が出来るのか、スタッフも完成を楽しみにしています!


 

 カルチェ・ラタンでは、随時見学と体験を受け付けています。経験はなくても挑戦したい方、再開しようか迷っている方、どうぞお気軽にお問合せください。


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アート倶楽部カルチェ・ラタン
名古屋市千種区池下町2-28, 052-751-8033
絵画教室(洋画・日本画・水彩画・デッサン)、ギャラリー、
フレンチレストラン、カフェ、ワインバーに屋上テラスを備えた芸術複合施設
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