金曜日・日曜日　作品紹介

金曜日15:30~18:30、日曜日9:30~12:30講師の大村です。
教室で描かれた作品たちをご紹介させていただきます。

はじめは教室のお子様たちが制作した絵馬をご紹介します。
今回こちらからは特に絵馬のお題は決めませんでした。
みんな思い思いに描くテーマ(来年の干支の丑、福を招く猫、大好きなキャラクターなど、、)を作品に手掛けました。
賑やかで彩りのある絵馬を鑑賞していると、良いお年が迎えられそうな気持ちになります(^^)

こちらは小学校低学年のお子様が制作しました。
小石の道を行進する動物たちを表現しました。
ゾウ・サイ・カバ、それぞれシルエットのみならず、足先や目といった細かい特徴の違いもよく観察されています。
柔らかで流れるような線で描かれた場面からは、動物たちの意気揚々とした歌声が聞こえてきそうですね(^^)

次の作品は大人の方が制作した着彩画です。
赤い木馬は強い色彩のモチーフです。
固有色のみならず、温かみのある影色や、背景に溶け込むようなグレーなどを取り入れることで、木馬が空間に佇む様子が伝わってきます。
また、ホオズキの葉脈や松ぼっくりの凹凸、木馬の模様といった表面上の細かさに加えて、それらを支える立体感も意識して仕上げることができました(^^)

最後の作品は中学生Ｄくんが描きました。
バヤリースの缶には、様々な書体の文字が書かれています。
一つひとつの文字の大きさや形の特徴を丁寧に観察し、レタリングできました。
最近はこうした色鉛筆画を制作するときでも、前半の鉛筆の工程にじっくり時間をかける様子が覗えます。
鉛筆の段階で明暗や質感の表現を充実させることで、リアリティのある土台がつくられます(^^)



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大村有香